A program - 北海道実験映像セレクション

佐竹真紀/Maki Satake

1980年豊頃町生まれ。2003年北海道教育大学札幌校芸術文化課程美術コース卒業。2005年北海道教育大学大学院修了。写真を使ったアニメーションを中心に制作。"記録"と"記憶"の狭間にある世界を探究している。

暮らしあと
video/カラー/サウンド/12分/2009年
祖父母が、長年住みなれた家を離れました。
そこには私の幼い頃からの記憶、祖父母の暮らしの記憶が刻み込まれています。


おもかげ
video/カラー/サウンド/6分/2010年
写真家だった祖父が亡くなって10年が経ちました。尊敬する祖父が残してくれた写真には、撮られた記憶のない幼い私がいました。


近藤寛史/Hiroshi Kondo

1980年 札幌生まれ 東京在住。北海道教育大学大学院教育修了。CMポストプロダクションを経て独立。実写を主体とした実験的映像制作、及びモーショングラフィックを中心に活動。
>>http://stnw.org

came from sapporo
video/カラー/サウンド/3分/2006年
当たり前のように毎日と見る車窓からの風景。その日常に飽き飽きし、新たに創り上げた光景。 列車を巨大なレールとし撮影、時間軸のズレをつくり、違和感のある空間を作った。


taxi
video/カラー/サウンド/4分/2007年
円形陸橋から長時間撮影をし、いつ何時も走りまわるタクシーを炙り出したもの。


good morning
video/カラー/サウンド/3分/2009年
会社へと急ぐ人々。 そこではいつも見られる光景だが、その場に充満する空虚感に「個人」というもの見失う。


中川仁史/Hitoshi Nakagawa
1981年浦幌町生まれ。北海道教育大学札幌校卒業。 在学中は実験映画に触れたことでアニメーションの構造にこだわった作品を制作 する。 卒業後、フリーランスとしてローカルCM等のアニメーション制作に関わる。 現在、日本工学院北海道専門学校で講師も勤める。

untitled movement
video/カラー/サウンド/4分/2005年
ロトスコープと呼ばれる実写映像をトレースする技法で制作したアニメーション作品。 機械的な作業の中に、塗りムラやフレームレートの変化を意図的に盛り込むことで視覚的なおもしろさを追求する。


斉藤幹男/Mikio Saito

1978年札幌市生まれ。札幌在住。2000年より早稲田大学芸術学校空間映像科にて写真、映像の勉強を始め、2002年から2007年まで、ドイツ、フランクフルトのシュテーデル芸術学院で映像アートを学ぶ。手描きのアニメーション16mmフィルムの映写機を使ったループインスタレーションなど、ぱらぱらマンガの延長線上にある映像作りを心がけている。

Pockets
オリジナル16mm上映video/カラー/サイレント/4分/2005年
A4画用紙約2000枚にクレヨンで描かれた絵が、途切れることなく動き続ける、話のないアニメーション。どこかの出口はどこかの入り口。


中尾 峰/Hou Nakao

東京都在住。フィールドレコーディング、楽器、プログラミングなどを用いたサウンド制作や、ドローイングアニメーションなどの制作を行う。

地形譜
video/カラー/サウンド/3分/2008年
音が作り出す風景を可視化しようと試みた作品です。


南俊輔/Shunsuke Minami
1985年石狩市生まれ。現在、北海道教育大学大学院在学中。記憶の再現をテーマに映像作品の制作を行う。周囲20メートル内の出来事を8mmフィルム(カメラ)でスナップ撮影した作品のほか、マルチプロジェクションを用いた作品も制作。

-20110715
8mm/カラー/サイレント/6分/2011年
2011年7月15日までの記録。意味を見いだせないまま流れる時間と、感情をもった視線と対象の距離感の映画。


-20110901
8mm/カラー/サイレント/3分/2011年
2011年9月1日までの記録。


末岡一郎/SUEOKA, Ichiro

1965年、札幌生まれ。東京理科大学で化学を専攻する。1985年から実験映画を制作し始め、作品数は100作程。1994 年ドイツ・オーバーハウゼン国際短編映画祭でノミネートされて以降、30カ国以上で招待上映される。2010年秋にはチェコ・イフラヴァ国際ドキュメンタリー映画際で回顧上映される。1997年以降、ファウンドフッテージを用い、自家現像による「物質的」な フィルム作品を制作し続けている。

Extreme Skiing in 1930
16mm/B&W/サウンド/4.5分/2011年
1930年11月、アマチュア登山家でシネアストである湯川孝夫氏と数名の仲間達はすでに雪景色の長野県・針ノ木岳へ山スキーへと向かった...オリジナルフィルムは山岳スキーに挑戦する学生のドキュメンタリーだった。1930年代における『映画制作』は「ニューメディア」による表現であり、また近代登山や近代スキーが日本で一般化したのもこの時代だった。彼らは情熱と共に時代の先端を謳歌していたのである。


伊藤隆介/Ryusuke Ito
1963年札幌市生まれ。フィルムやビデオなど、映像メディアの「物質性」をテーマに作品を制作、発表している。代表作に映画「版」シリーズ、ビデオアート作品「Realistic Virtuality」シリーズがある。

V NAŠICH KINECH UVIDÍTE(当映画館にて上映されます)
16mm/カラー/サウンド/5分/2010年
8ミリ、16ミリ、35ミリなど様々なフォーマットの映画フィルムをコラージュして作られた作品。


大島慶太郎/Keitaro Oshima

1977年釧路市生まれ、札幌在住。北海道教育大学大学院教育修了。 「動画構造の解体と再構築」をテーマに映像作品を中心とした制作活動及び、映像メディア表現について研究を続けている。また、映像メディアをパーソナルな表現ツールとして捉えた上映企画やワークショップなどの活動も展開している。現在北海道情報大学講師。

THINKING DOT (思考する点) (tentative)
16mm/B&W/サウンド/8分/2011年


I open a map.
video/カラー/サウンド/13分/2010年
時折、頭を過る重なり合ったイメージ。撮り溜められた日々の記録から、ぼくは、記憶の底を探ってみる。それは、まるで地図を広げ架空の旅をするかの様だ。